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 「鉄道の日」の14日、女優の吉永小百合(62)が同日さいたま市大宮区にオープンした「鉄道博物館」のオープニングセレモニーに特別ゲストとして登場した。映画デビュー以来、撮影のため日本各地の鉄道に乗ったという小百合は、「鉄道は未来も大切にしていかなければならない乗り物」などと“鉄子”ばりに熱いあいさつをした。
 「鉄道マニアでなくても、鉄道には皆さんいろいろな思いがあると思います」。鉄子(鉄道ファンの女子)が急増するなど、何度目かのブーム再燃の兆しが見える鉄道。小百合にとって、それは出演してきた映画ときってもきれないもの。「映画の世界に入って以来、たくさんの列車や鉄道に乗って撮影をしてきました。懐かしい思い出がいっぱりあります」と振り返った。

 小百合はJR東日本の「大人の休日倶楽部」のイメージキャラクター。この日はその縁で、開場前のテープカットを行った。最近も同CM撮影のため、五能線の秋田〜青森間に乗車したばかり。この間にある小泊村(現・北津軽郡中泊町)は、昭和42年の主演作「斜陽のおもかげ」(斎藤光正監督)のロケ地。「美しい日本海を見て当時のことを思い出した」という。

 女優になって初めてのロケの思い出も列車とともにあった。35年公開の「不敵に笑う男」(赤木圭一郎主演)は、当時通っていた学校の都合で、共演者からひとり遅れて現地に向かうことに。「上野駅から金沢までの列車は夜行列車。ひとりで、とても心細かったことを覚えています」。

 奇しくも、今月下旬クランクインする最新主演作「まぼろしの邪馬台国」(堤幸彦監督、来年冬公開)も鉄道に縁がある。長崎・島原鉄道の役員を務めた盲目の古代史研究家、宮崎康平氏を支えた妻、和子さんを演じる。

 次の映画では、どんな列車に乗って、どんな思い出が生まれるのか−。小百合もワクワクしている。

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